Basic Lecture Course 第6回 by Organic Base その1
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「シュガーアディクトと低血糖症」
午後、昼食の後暴力的な眠気に襲われる。
お昼ごはんのあとはお腹がいっぱいだから?
または、突発的なイライラ。
性格だから?
それは、低血糖症なのかもしれません。
久司先生によると、日本人の7割が低血糖症なのだそうです。低血糖は離婚の一番原因であり、精神病といわれている症状、もちろん「キレやすい」という状態にも関係があります。
自分はそうではないと思っても、身近な人で必ずいるはず。
オーガニックベースのマネージャーさんもマクロビオティックを始める前にはこのような症状があり、自分の体質・性格だと思っていたそうです。糖尿病と違って、低血糖症(糖尿病の治療薬や膵臓の腫瘍が原因の低血糖症ではなく、「機能性」「食原性」の低血糖症)は病気と自覚されることも少なく、最近では治療に取り組む医師も出てきましたが、保険は適用されません。でも生活の質、ということから見れば、仕事の能率や対人関係に大きく影響します。マネージャーさんは、マクロビオティックをやって、変わったこと、良かったことをひとつあげるなら、「低血糖症とそれに伴うシュガーアディクトの状態から脱したこと」と言っていました。
私の場合、16歳くらいから、午後に限らず、突然、手足に力が入らなくなり、呼吸が苦しいような、ちょっとパニック発作に似たような状態になることがありました(実際、パニック障害と診断されている人の中に低血糖症が原因であることが指摘されています)。また、午後の授業や仕事では、興味がないとか、やる気がない、ということでないのに、眠ってしまうことがよくありました。
朝食べないと活力が出ないので、血液検査のある日も朝食を食べ、それでも血糖値は下限ぎりぎりの値で、自分でも「病気というほどではないけれど血糖値が低くなりやすい体質なんだ」という自覚はありました。母も同じだったらしく、「チョコレートや飴を持ち歩くように」とアドバイスされました。
情緒が不安定で、ちょっとしたトラブルで(極端な場合、バスの料金の払い方が分からなかった、など^^;)パニック状態になったり・・・
それでも、まあまあ、社会人として生活できる程度ではあったのですが、今になってみると「マクロビオティックで見るところの」低血糖症の傾向はまだまだ残っているとはいっても、かつての状態を考えるとなんて自由になったんだろう、と思います。
そして、もうひとつのテーマ「シュガーアディクト」(ちなみに、アディクトとは英語のaddictionからできた和製英語で、何かに中毒・依存していることを指します)。
マクロビオティックでは、精製された白砂糖は避ける、とされていますが、これがやめられない人が多い。この「やめられない」という状態は、一つには砂糖そのものが持っている中毒性、もう一つには低血糖症が関連しています。メルマガ「しろうさ食堂」に掲載するレシピのリクエスト募集!
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会場でもほとんどの人が手を上げたように、特に女性は甘いものスキ。最近は男性でも甘いものが好きな人は増えています(「DIME」などの情報誌でも、男性を狙った巨大サイズ「バケツでプリン」が取り上げられていたり)。
今、一般的には甘いもの=砂糖 です。
日本ではいつのころからか和食には砂糖で甘味をつけるのが普通になってしまい、他にも市販の食べ物の多くに砂糖が入っています。
「何を食べるか」はそれぞれの自由意志による判断によるべきで、他人から強制されるものではありません。食べたからといって罪悪感を持つべきものでもない。だから、自分の意思で選んでいるなら砂糖を食べてもかまわないのだと、レクチャーでもお話がありました。
でも、もし、「砂糖がやめられない」のなら?
そして、砂糖と低血糖症が、体調の不調だけではなく精神や行動に与える影響が、周りの人や次の世代に影響しているのだとしたら?
それを知って、選択するべきだと、思いませんか。
問題になっている幼児虐待にも、女性が陽性化する(後で説明がありますが、低血糖症は陽性の症状です)ことによって、陽性の赤ちゃんや幼児の泣き声に過剰にイライラしてしまうことが原因となることがあります。
どんな人でも意志の力とは別に、暴力的になりえるし、逆に暴力的だと思われている人でも変わる可能性があります。
「怒」という感じは「奴」に「心」と書きますよね。何かに(この場合は砂糖に)心が囚われているために起きてしまう感情が「怒る」。
まず。
糖分は、人間にとって欠かせない栄養素です。控えたいのは、「単糖類」です。
単糖と多糖の違い
A)単糖・・・文字通り、糖分子の数が1つか2つと少ない(2つの場合、二糖類ということになりますが、作用は単糖類とほぼ同じです)。
とても陰性な影響が強い。
※果物にも単糖類である果糖が含まれていますが、果物には水分が多く含まれているし、繊維もあります。ほぼ100%単糖類のみの砂糖というはかなり特殊な食べ物(食べ物、といえるなら)です。
B)多糖・・・文字通り、糖分子が何十個、何百個とつながっている。
中庸〜やや陽性なものまで。
脳を使ったときの疲労回復に、また朝脳を目覚めさせるために、糖分が必要、といわれますが、だからといって単糖類を取るのは適切ではありません。多糖類の形でとって、体内で消化・吸収・分解、するのがよいのです。
理由は、単糖類は急激に血糖値を上げてしまうから。
血糖値が上昇すると、膵臓は血糖値を下げるインスリンというホルモンを分泌します。急激に血糖値が上がった場合、この反応が過剰になり、今度は急激に血糖値が正常範囲よりも低い状態になります。
ところが、体にとっては、「血糖値が低い」というのは生命の危機に直接結びつく状態なのです。特に血液中の糖の20%を常に消費している脳にとっては重大な問題です。そこで、血糖値が下がると体はすぐに糖分を求め、すぐに吸収されやすい砂糖(単糖類)をとり、再び血糖値が休場する、という悪循環が起こります。
ですから、「血糖値が正常範囲よりも低い状態がいつも続いてる=低血糖症」を同時に解消していかなければ、砂糖をやめることはできません。
健康な人でも午後2時前後、血糖値は下がる傾向があります。会社では2〜3時くらいがお茶タイム、というよりはお菓子タイム、になりますよね。
また、「甘いお菓子はキライ」という人は、コーヒー、紅茶、お酒、スパイスを大量に摂る傾向がないでしょうか。または、果物、フルーツジュースをたくさん摂ってはいないでしょうか。
これらは単糖類と同様、陰が強いものです。
バランスと質の良い陰をとろう 極陽を減らそう
砂糖をやめていくには
・マクロビオティックの法則にしたがって、毎日の食事を組み立てる
⇒バランスがとれ、嗜好品への欲求が減っていく
・意識するようになると、砂糖を取ると嫌な影響があることに気がつく
⇒「できていない!」と思うことが多くても、「食べたから、こうなった」と振り返ることができること自体が財産であり、自由への第1歩だから落ち込まないで!どんな人と出会ってもイライラしない自分になれたらどんなにすばらしいか、イメージして取り組んでいこう。
・良い甘味(穀物、野菜、豆など)をある程度しっかり摂る、陰性な調理法、リラックスできる調理法を強調する
・極陽(肉、卵、チーズ、過剰な塩分)を減らす
⇒昔から自然食やマクロビオティックに関心があった人は塩分が過剰になっているかもしれないので注意。一度味付けなしで味を確認してから調えるように調味料を使う。
・陰と陽の比率は7:1
⇒単純に言うと、陽を少しだけとってもその7倍の陰がほしくなる。また肉をやめてもしばらくは砂糖への欲求は続く。だから「肉をやめたのに・・・」とあせらないで!
(典子先生も、結婚式などでたまに魚、卵を食べるとデザート、コーヒーがほしくなることを実感するし、影響は数日続くそうです)
次は「2 balance そして低血糖症」です。
この記事へのコメント
アメリカでは機能性低血糖症(糖尿病や膵臓腫瘍などの器質的な病気がない)が社会的な問題になっているそうです。日本でも少しずつ取り扱う病院も出てきているようですが、一般には自覚している人は少ないでしょう。
陰陽は素材だけでなく、調理法によっても大きく変わりますので。
食材については「その2」にもありますので、参考にしていただければ、と思います。
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今回も濃厚な記事ありがとうございます!
レクチャーに参加したくても出来ない私にとって、
しろうさサンの記事はとても貴重なものです!
ところで、シュガーアディクトと低血糖・・・。
とても興味があるところです。
特に現代人は、自分がシュガーアディクトであるとか
低血糖であるとか自覚している人ってきっと少ないですよね。。
私もその一人でした。。
食事の時、甘いお野菜をとることは心がけていますが、
調理法を強調することも大事なんですね。
改めて再認識させられました!
ありがとうございます。
次の記事も楽しみにしていますね♪♪