はーもにあす すたいる マクロビオティックな暮らし

マクロビオティックで五感に「おいしい」生活を。スパム防止のためコメントは承認後表示にしています。

2006/06/01 [Thu]

Basic Lecture Course 第5回 by Organic Base その1

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Basic Lecture Course 31/05/2006 14:00〜16:00

テーマは「メニューバランス」。
典子先生ご自身がおっしゃっていたように、今回は(今回も?)すごい情報量でした。
アップは何回かに分けようと思います。

マネージャーさんは、最近タバコをやめて、今まで習慣的にやっていたことを突然やめると、そのものがない、という状態で新しいバランスポイントを見つけるまで、いろいろなことが起こることを体感されているそうです。マクロビオティックで今まで普通に食べていた肉、砂糖をやめたときも同じ。マネージャーさんは朝走るようになったそうですが、やめた、というよりも新しい習慣を作る、と考えて、今までと違うことを始めてみるのもいいかもしれません。
「バランス」とは、相反する性格のものを両方取り入れていくこと。マクロビオティックを実践していなくても、誰もが自然にやろうとしていることです。居酒屋で、油っぽいものや味が濃いものを注文したからサラダも、とか、パリパリしたものがあるからクリーミーなお料理もほしいわ、とか。
むしろ、マクロビオティックを知ってしまったために、限られた知識の中で制限された(様に思える)食材と調理法でバランスを取ろうとして難しくなってしまうことも。
バランスをとることは難しい。でも、これこそがマクロビオティックの面白さで、玄米菜食やベジタリアンとの違い、でもあります。メルマガ「しろうさ食堂」に掲載するレシピのリクエスト募集!
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1.まず基本 Cooking, it's so fantastic!
マクロビオティックでは、バランスを取るための方法は、主に「食べること」です。でも食べる、ってどこから始まるんでしょうか。
第4回のレクチャーでもあったように、人間は調理をすることでより食べ物のエネルギーを高めて、取り込みやすいようにしてから食べているわけですから、少なくとも、「料理する、調理する」ところから「食べる」ことにつながっていると考えることができます。
料理はそれ自体にHealing効果があります。
新鮮なキャベツの鮮やかな緑色、ひんやりした手触り、葉を玉からはがすときのバリッという音、など料理をするプロセスで五感が刺激されることでも私たちのエネルギーは循環します。
動物として、「食べ物の準備」をする、というのは当たり前のことで、人間の場合、それが「料理」です。
アロマテラピーや音楽を聴く、という特別な刺激も良いのですが、基本的な食べることからの刺激が不足していると、より極端な刺激を求めるようになります。
また、食事の前にお祈りをすると、食べたもの「落ち方」が違うように、料理をすることで食べるための準備ができて、一番食べ物が生かされ、同化しやすくなります。
直接料理をしないで、食べる立場になる人もいますよね。一緒に暮らしている人が食べる人のことを思って料理をし、食べる人が作ってくれた人の思いを感じていただくことで、エネルギーの交換が起きます。
(西邑まゆみさんは「小さなキッチンの大きな宇宙」で、アメリカでもマクロ・レストランがそれほど広まらないのは、ひとつには、マクロビオティックでは自分で料理して食べる、あるいは一緒に暮らす人が料理したものを食べることこそが大切だから、とおっしゃっています)
料理は、食べ物に作る人のエネルギーを食べさせることでもあります。だから自分のエネルギーが滞っていたり、ごちゃごちゃしたりしていると、作った料理もそういうものになってしまうのですが、最初はうまくいなくても、料理をし続けているとスキッとした、見た目も美しくて、食べた人を元気にする料理が作れるようになります。料理をすればするほど、世の中にも良い影響を与えることになります。

調理道具について
・火を使う
 人間は火を使って発展してきた。その何万年かの歴史の中で、火をつかない調理法で登場したのはここ数十年。
 火はエネルギーを活性化させるので、火を使って調理したものを取り入れることで食べた人のエネルギーも活性化される。
・ステンレス、土、鉄、木、ガラス素材がベース
 壊れにくいもの、溶け出さないもの
 アルミが直接食材にあたる部分に使われていないこと
 琺瑯は品質によって。割れて中の金属が溶け出してくるようなものは避ける。
・電子レンジは避ける。電気調理器具も控えめに。
 電子レンジは分子に直接振動を与えて変性させる不自然なエネルギー
 「おいしくない」というのは大切な目安。本来、味覚は動物にとって、体に必要か、毒ではないかを見分ける基準になっている。
 ミキサーなどの電気調理器具を使ったら、1、2分でも置いてから食べる。ミキサーは遠心力でバーッと飛ばす陰性のエネルギーだけれど、すり鉢でするのは上から押さえつける陽性なエネルギーも入る。

基本の調理法
蒸す ゆでる 短時間つける 
蒸し煮・水無炊きにする
煮る・炊く

水で炒める(油のようにパリッとはならないが素材の甘味を引き出す)
少量の油で炒める(油は一物全体には反するので使いすぎない)
焼く
漬ける
2つの方法を組み合わせる(良い意味でエネルギーを強くする)
※時間、圧力、塩が加わるほど陽性化する

やや強い調理法の例
<強い陰性>
生 ミキサー

<強い陽性> 
干す 
乾物は毎日使ってもいいのですが、全体の中での割合が問題。普通は干ししいたけ、切干大根を使う、といってもそれほど量は多くないはず。干し野菜はコクが出ておいしいけれど、すべての野菜を干し野菜にする(テレビなんかで「何でも干し野菜」みたいな特集、ありますよね)と変な風に体が締まって痩せてしまったりする。自分の変化に注意しよう。また、市販の乾物は「天日」と言っていてもオーブンやボイラー乾燥+ちょっとだけ天日、というもののあるので、より信頼できるものを選ぼう。
オーブン
オーブンの温度は180〜200度。お鍋で煮るのは最高100度、でもコトコト静かに煮るのは50度〜60度程度。油で使って炒めても(揚げるのでなければ)180度よりも低い温度。また鍋やフライパンの調理はエネルギーが上に逃げるところがあるが、オープンは熱を逃がさないようにしている。加熱時間もパンやパウンドケーキでは50分程度、と長い。
ということで、オーブン調理のものを多く摂ると体に熱がこもって、冷やすもの(砂糖、アルコール、フルーツジュース、クリーミーなもの)がほしくなったり、おこりっぽくなったりする。
グリル
オープンよりもさらに温度が高く、最新型では400度まで上がる(400度って、陶芸ができそうですよね)。普通の調理では火の上に食べ物を載せるが、グリルは火の下や横に食べ物を置く。上昇しようとする日のエネルギーをわざわざ下降させたり横向きに働かせたりする、ということは相当エネルギーが強い。
ロースト・あぶる(ナッツを炒るなども含む)
表面をぱりぱりに乾燥させる。
スモーク
時間をかけて「締めて」いく

<陰陽両方が強い>
揚げる
温度160〜180度と、水で煮るよりも高温。しかし油は水よりも軽くリララックス作用もあり、揚げたものも浮いてくる=陰性
→陰陽両方が強い調理法
また、揚げ物をすると油がたくさん素材に吸収され、揚げ物=油を食べているようなもの。大根おろしや塩(ミネラルで油を分解)を添え、油を分解しやすくする。
大量の油を使って高温で炒める
温度のほか、ジャーッとかき混ぜる激しいエネルギーも加わる。

※材料をより複雑にMIXしたメニュー
形が無くなるようにMIXしたものを毎日食べているとエネルギーがごちゃごちゃ、ぐちゃぐちゃして、体も滞り、イライラ、すっきりしない、体が重い、などの状態が起こる。
Healing(治病)中はよりスキッとするように、シンプルなものを食べる。玄米にすこし麦を入れるくらいはOK.パエリアばかり、などは避ける。



素材については・・・?
質の良いものを使う
今までのレクチャーで何度か触れていますが、排出中は避ける、とされている食材が連続しないように。
※食事は私たちを養うものですが、今は楽しみという面が強調されて過ぎていて、トラブルが起こりがち。楽しみ、はもちろん大切だけれど、自分にとってより本質的なものをメインにいただくこと。不要なものを摂っていないときには、たとえば本屋さんにいっても必要な本とぱっと出会えるけれど、不要なもの(メープルとか)を食べ過ぎていると「あれも、これも」と不要な本まで買ってしまったりする。
また、薬膳は補助なので、頼りすぎず、やはり普段の食事でバランスを整えていくことが本質です。
(ちょっと外れますが、「生姜湯に手をつける」のは循環を促進するので、お勧めだそうです。生姜湯については何度もコメントがあるので、本当にお勧めなのだと思います。私も腎臓の後ろが貼って痛いときに生姜湿布をしたところ、てきめんでした。)

「味付け」について
調味料は、味を調えるものであって、味をつけるものではない。
値段を見るを分かるように、そもそも調味料はぜいたく品で、それも「たくさん使いすぎてはいけないよ」ということの表れ。
特に塩加減はとても大切で、日々、調整が必要。
たとえば、湿気が多い日はやや多めに必要、でも少し多すぎるとデザートがほしくなったり、と難しい。自分の体調を見ながらやっていきましょう。
※オリーブオイル、バルサミコ酢など、暑くて乾燥した土地の調味料を使いすぎないように。

調理場や後片付けについて
料理する人も、素材も調理場のエネルギーを吸収し続けている。
まずは、清潔に。
また、料理が苦手、きらい、という人は大体が調理が使いにくくなっている(お鍋が取り出しにくいところにあるとか)。日本のキッチンは狭くてそれだけでも料理しにくいけれど、少しでもスムーズに動けるように整える。
後片付けは次の調理の始まり。できれば、食べ始めるときには調理に使ったものが片付いているのが理想。

※後片付けについては、私がお世話になっている整体の先生がこんなことをおっしゃっています。
バレエやダンスのレッスンの後、ストレッチをして筋肉中に発生した疲労物質を流してしまうのは、料理の後すぐに後片付けをするのと同じ。アフターケアをしなくても次のレッスンで動きはじめれば血行が促進されて疲労物質が流れ出すけれど、それは料理の直前に前の食事の片づけをするのと同じ。

次は「2 Why Balance?」です。

この記事へのコメント

いつもながら大変内容が濃いですね。プリントアウトしてジックリ噛み砕くように読みたいです。

しろうささん、こんばんは。
バランスポイント、タイムリーな記事でした。この2,3週間、そんな生活しています。

>一緒に暮らしている人が・・・・エネルギーの交換が起きます
こちらのブログも、同じ役割をされていますよね。みなさんと。もっとも、私の場合、ヒントをいただいているばかり、いつか交換できるかしら〜(^^*)

はじめまして。
毎日必ずチェックさせていただきます。
遠方なのでレクチャーに通えないのでしろうささんの記事は本当に助かっています。
今回は本当にすごい情報量。
そして今までうっすらと思っていたことがクリアになったり、最近良くないなと思ってたことがずばり書いてあったりして非常に参考になりました。
これからも楽しみにしています。

>里さん
「メニューバランス」というテーマは本にもありますし、他で聞くこともあるのですが、とにかく、オーガニックベースイのレクチャーは密度が濃いのです。
私も講義メモを起こしてやっと自分の中に落ち着かせている感じです。

>samidoriさん
会場で、「バランスが取れていないと思ったことがある人」という問いにはほとんど全員が手を上げていました。
こうして皆さんがコメントを書き込んでくださったり、教室でお会いしたときにお話することで、私自身ががとてもよいエネルギーを得ていると感じ、ありがたいです。だから、samidoriさんもコメントやブログでちゃんと交換されているんですよ♪

>stunさん
はじめまして。実は、先日こちらの訪問履歴からstanさんのブログを見に行きました。
なんとなく感じていたことを、「ことば」という形で得られるとすっきりしますよね。理解の仕方は人それぞれなのですが、私は言語型、しかも視覚情報型なので、読んだり、書いたりが一番整理できます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして。
今年に入ってから生活にマクロビを取り入れ始めたmaicom55といいます。
以前からブログにはお邪魔していて、その充実した内容に感激しています。小さなこども(3歳と1歳)がいるので、教室やレクチャーに通うことが難しく、しろうささんのブログにかなり助けられています。
まだまだ始めたばかりですが、宜しくお願いします。

はじめまして。
コメントありがとうございました。
プロファイルだけ読ませていただきました。
イギリスにいらしたんですね?
ゆっくり読ませて下さい!
リンクありがとうございます。
ゆっくりお話し出来たら嬉しいです。
いろいろ教えて下さい!!^^

>maicom55さん
はじめまして。以前からご覧いただいていたとのこと、ありがとうございます。
私もマクロビオティックを初めてまだ1年半です。ようやく一巡り四季を過ぎて、二回目の季節で常に新しいことの発見です。私たちは子供を持っていないので、お子さんのいらっしゃる人の視点はとても勉強になります。こちらこそどうぞよろしくお願いします。

>oz-macroさん
いらしていただいてありがとうございます。
プロフィールの文章がまぎらわしかったですね。イギリスに住んでいたのはパートナーのくろうさだけなんです(^^;私は旅行で2回行きました(そのときはマクロビオティックやっていなかったのですけれど)。
南半球ではいろいろ違うこともあると思います。こちらこそいろいろ教えてください。よろしくお願いします。

ブログ見ていらしたんですね。お恥ずかしい。。。
やはり文字にする、というのは大切ですよね。つまらん日記ですが、毎日何かを書くことでいろいろ気がついたりすることもたくさんあります。
僕はようやくマクロビオティックを意識して半年。まだまだわからないことだらけだし、躓くこともたくさん。でも出来る範疇で、無理せずにやって行きたいと思います。
これからもよろしくお願いします!

ほんとに勉強になります。
私のブログに来ていただいて、本当にありがとう。^^
クシマクロビオティック・アカデミィで勉強してらっしゃるんですね。
私も行きたくてしょうがないんですが。。。
しろうささんのブログから学べるから嬉しい!!

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しろうさとくろうさは東京都内、運河のある町で暮らしています。 2人のHNの由来は絵本「しろいうさぎとくろいうさぎ」。 しろうさはマクロビオティック、くろうさは・・・ふつうのごはん。 でもふたりなかよく、まあるく、暮らしています。 ※コメント、トラックバックは承認後表示です。 プラン・ジャパン メルマガ相互紹介は【めるまりんく】

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